どうもー
小さいおじさんです。
アヴリル・ラヴィーンさんが苦しんだ事でしられるライム病、
かなり過酷な闘病生活だったようですが、一体どんな病気なのでしょうか?
今日はその症状や治療法、
また日本での検査方法や予防策をまとめてみようと思います。
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ライム病の症状とは?

波紋のように広がる赤い輪。
これは”遊走性紅斑”といい、
ライム病等の症状に感染した場合、最初に起こる特徴だそうです。
ライム病にかかったアヴリルは、
命の危険を感じる程苦しんだそうですが・・・
失礼ながら名前が”ライム病”なんて爽やかネームだから、
そこまでしんどい病に感じられませんw
ちなみにこの病名の名前の由来は、
最初にこの病気が確認された場所、オールドライムにちなんでいるそうです。
*初めて確認されたのは、1975年。
発生しやすいのは夏から初秋、
主に樹木の多い地域で発生します。
病原体であるボレリア持ったマダニにより媒介され、
発症報告が多いニューヨークでは風土病とまで言われています。
マダニからヒトへの伝播には、
48時間以上の吸血が必要とされていて、その後に出る症状は主に3段階。
第一期(感染初期)
最初に説明した遊走性紅斑がまず現れ、
リンパの腫れ、関節痛、頭痛、発熱、圧巻、倦怠感といった症状が出ます、
中には遊走性紅斑が現れない人もいる為、
疲労感や倦怠感が長引くと、風邪と勘違いする方も多いようです。
第二期(播種期)
体内循環によって病原体が全身に広がり、
神経症状、心疾患、眼症状、軽度の関節炎といった症状が現れます。
第三期(晩期)
感染から数ヶ月後や数年後、
播種期の症状に加え、重い慢性関節炎、慢性萎縮性肢端皮膚炎、
慢性脳脊髄炎がみられるようになります
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国内での感染例の場合顔面神経麻痺等の報告もありますが、
あまり重傷化するケースは多くないようです。
治療法や検査方法は?
病原体であるボレリアは細菌の一種なので、
抗生物質による治療が有効です。
服用期間は2〜4週間程度、
薬剤耐性の報告は今の所ありません。
検査は採血によって行われ、
症状の有無、マダニの発生地域を訪ねた事があるか等も考慮されます。
予防方法は?
日本では北海道や長野等、
標高800 m 以上の山岳地域などで多く発生が見られるライム病。
予防方法としては、
野山で皮膚にダニが付く事を防ぐ事が大切です。
(マダニの活動時期は春から初夏、秋にかけて)
衣服はダニが付いた事を確認しやすい白色がベスト。
長袖長ズボンは鉄則ですが、
衣服の裾は靴下の中にインし、上から虫除けスプレーを噴射。
ちょっと容姿はダサいですが、
感染した場合の苦しみに比べればマシです。
万が一ダニが皮膚に付いているのを発見した場合、
慌てずピンセットや毛抜きでダニを引きはがします。
その時注意すべき点は、
ダニの体を挟まない事!
体を挟むとダニがつぶれ、
体内に病原体を流し込む危険性があります。
取る際は皮膚からできるだけ近いダニの頭、
もしくは口を挟み、真上にまっすぐ引き抜きます。
”ボレリアがマダニを介して人に感染するのは、
48時間以上の吸血後。”
もし近くに病院がある場合は、
自分で引き抜かず、病院で切除してもらって下さい。
まとめ
以上、ライム病についてでした。
●初期症状は風邪と似ている
●治療方法は抗生物質を使用
●検査方法は血液検査
●予防法はとにかくダニ予防
初期症状が風邪と似ている為、
気づかない事もあるライム病。
放置すると神経系に影響する場合もあるので、
気になる方は早めにお医者さんに相談すべきですね。
最近は暖かくなってきましたし、
最高ピクニック日和♪
お子さんと出掛ける際は、
虫対策に気をつけましょう!!
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